第57回 「成熟と余裕を感じさせる大人の話し方 」
話し方や声には人柄が出ます。話し方一つで、「大人の余裕」を感じさせるか、「わがままな子供っぽさ」を感じさせるかが変わってきます。自分と人の意見は基本的に違うもの。日々の会話で自分と相手の意見が食い違うことはよくあることです。そのときにどのような対処をするかで劇的に印象が変わります。
話し方や声には人柄が出ます。話し方一つで、「大人の余裕」を感じさせるか、「わがままな子供っぽさ」を感じさせるかが変わってきます。自分と人の意見は基本的に違うもの。日々の会話で自分と相手の意見が食い違うことはよくあることです。そのときにどのような対処をするかで劇的に印象が変わります。
音色塾で勉強しているあなたにはお馴染みのイタリア古典歌曲。今回はこの王道とも言える歌曲集を使って具体的なトレーニングを行います。何となくイタリア古典歌曲を歌っていたという人も、このトレーニングでゆっくりじっくり声の色の変化を感じてみてください。少しずつ、声の色が変わっていくことが感じられると思います。
みなさんそれぞれ専門分野を持って講師に臨んでいることと思いますが、その専門分野の知識やスキルを相手が興味を持つように、そして何度でも「あなたから聞きたい」といわれるようになるにはどうしたらよいのでしょうか。どんな分野でも伝えなければいけないことのベースは同じ。大事なのはその伝え方や誰が伝えるのかということです。音色塾では「あなたから聞きたい」と言われることが人気講師であると定義づけています。
人間は表情ではそこそこ嘘をつけても、声はよっぽどの上級者にならない限り嘘はつけません。日本で声のコントロールができる上級者はそうそういませんから、普通に私の周りで起こっているコミュニケーションにおいては「声には本音がすべて表現されている」とおぼえておいてよいでしょう。
今回は「良いコミュニケーション」をテーマに適切な言葉の選び方についてお話ししています。決してボキャブラリーを増やすことが大切なのではありません。その辺りの重要なポイントを逃さずに聴いてみてください。
「声の支え」を意識して、技術として身に付けることで、大きな声を出したいという悩みは一気に解決することでしょう。この声の支えの大切さは、一対大勢の時のみに有効な技術ではありません。それどころか、一対一のコミュニケーションを円滑にするためにもとても重要な技術なのです。具体的な音色塾独自のトレーニング法も紹介しています。
前回の実践編では「ジラーレ」や「カバードボイス」という重要なキーワードが出てきました。簡単に言うと「持ち上げて、まわす」という意味なのですが、自分自身ができているのか分からないという声もいただきました。今回は共鳴発声法を習得するために「落ちない声」の感覚を体にしっかりと覚え込ませてもらうことにしましょう。
早口は確かに、せかせかした印象を与えてしまったり、落ち着きがなく人の話をあまり聞かない人と思われたり、高圧的な人だという印象も与えかねません。早口の処方箋は昔からいろいろ言われていますが、結局は「気をつけましょう」ということ。今回の音声講座では、早口になってしまうメカニズムを音色塾的考察を交えてお伝えします。
相手に伝わる話し方の技術を身につけるには多岐にわたる経験や技術が必要になるわけですが、その一つに「文章」があります。話すときには何となくしゃべっていたことが、文章にする段階ではしっかりと順序を踏んで相手が理解しやすい構造を考える必要があります。話がうまくて、ついつい引き込まれてしまう人は得てして文章もうまいもの。
ズバリテーマは「自分だけの仕事を作って成功するC&Cとは」です。新しい年を迎えると一年の目標を立てて取り組んでいく人も多いと思います。「今年こそは自分の好きなことを仕事にしたい」そう思っている人も多いのではないでしょうか。自分が大好きなことが仕事になり、多くの人が喜んでくれる。そんな流れができてくると、人生が大きく変化していくことでしょう。