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第181回「聞く耳を持たせる話し方のコツ」

プレゼンテーションも講演も、その時間を盛り上げることが目的ではありません。聞き手の意識がこちらに向き続けること、つまり「聞く耳を持ち続けてもらう」「聞く耳状態」をキープできれば目的にとって大きなプラスになります。注意を引き続けるための使える武器に「動き」があります。今回は「動き」をうまく活用する方法をマスターしていきましょう。

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第180回「なぜ人は動くのか、動かないのか」

情報発信でも会議での発言でも、話したり書いたりするとき、人に影響力を与えて行動させたり考えさせたり、行動をやめたせたり考えを変えさせたり、感動させたり自分に対する評価を高めさせたりを目的としています。今回は3つの観点から、うわべのテクニックではなく、人間心理の深いところから人の「動く、動かない」を理解していきましょう。

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第179回「言い方ひとつで魅力が変わるフレーミング効果」

フレーミング効果とは、意味は同じでも、焦点の当て方や表現の違いによって、まったく別の意思決定をさせる効果があるという認知バイアスのことです。好印象を与えるには表現を工夫することで意図が相手に伝わりやすくなります。逆に、下手に不利益を被らないための護身術も覚えておきましょう。

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第178回「理由が多いと説得力が落ちる理由」

根拠を増やせば説得力が高まるとは限りません。基本的に、根拠がしっかりしていれば説得力が高まりますが、焦って相手を説得しようとして、いくつも理由を並べるのは、得策ではありません。説得力を高めたいなら、有力な理由を1つか2つに絞り込んで、それらを支える事実を用意するようにしましょう。

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第176回「自分の能力を落としてしまうセルフハンディキャッピングとは」

セルフ・ハンディキャッピングとは、自分で自分にハンデ(不利な条件)を課すことです。何か物事を進めるときに事前にハンデを作っておくことで、失敗しても言い訳できるし、成功すれば不利な条件の中でがんばったという評価をもらえます。つまり、結果に関わらず自分のプライドや自尊心を守れる心理手法といえるのです。ただ、このセルフ・ハンディキャッピングにはパフォーマンスが落ちるという大きなデメリットがあるので気をつけましょう。

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第175回「相手から情報を引き出す仮定質問テクニックとは」

相手が何を考えているか、何を知っているか、といった情報を引き出すことは、物事をスムーズに進めるのに必須の能力です。そこで大切になってくるのが「質問力」。しかし、やみくもに質問しても、有益な情報が引き出せるとは限りません。質問をするときには「仮定」という有力なテクニックをじっくり検討してみましょう。

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第174回「周囲に惑わされない自分の強みにフォーカスする技術」

隣の芝生は青く見えるというが、実際は大して青くはない。ダニエル・カーネマンらによる研究によると、見るポイントを間違えることにより、たいして重要ではない気候などを過大評価し、より重要なことを軽視して、幸福度の見極めを失敗してしまうといいます。自分が大切だと思うことにエネルギーを注ぐようにしましょう。

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第173回「心理的安全性を高める方法」

最近「心理的安全性」(psychological safety)という言葉が取りざたされるようになっています。心理的安全性とは、組織内で自分の考えや気持ちを誰に対しても安心して発言できる状態のこと。心理的安全性を損なう要因として、4つの不安が挙げられています。心理的安全性が向上するとどうなるのか、またそれを確保するには何をしたらよいのでしょうか。