発声指導者資格一般社団法人日本発声協会が認定する資格です

発声指導者資格制度とは


音色塾では発声指導者資格制度として、資格の授与を行っています。

日本発声協会(Voice Association Japan, VAJA)公認のもと、発声指導のプロとして日本の発声レベル向上を目指して活動を行っていけるようハイレベルな指導者を育成します。
本資格の取得には多くの時間と勉強が必要になりますが、「声のプロ」として正しい知識と技術を身につけ、指導者としての道を歩んでいく第一歩となるはずです。

毎月の音声講座や「声のサロン」「季節の講座」などに積極的に参加し、資格取得を目指してください。

日本発声協会が認定

発声指導者資格は日本発声協会(Voice Association Japan, VAJA)が認定し、音色塾が授与します。

発声指導者の資格取得はゴールではなく、むしろスタートです。プロとして活動を始めてからも、音色塾の会員として勉強を続けてください。日本発声協会認定の資格は、「取得しておしまい」ではありません。知識と技術の向上を目指して取り組みを続けてこそ、真の「声のプロ」といえます。

発声指導者資格は全部で5段階

●ボイストレーナー3級

・ゴールド会員在籍2年以上
・プラチナ会員在籍1年以上
・ブラック会員在籍6ヶ月以上

上記の期間を満たした後、オンライン筆記試験にて70点以上取得すること。

ウェブサイトでの申請により認定証を授与(会員の全員が発声指導者を目指しているわけではないため、申請があった場合に郵送します)

●ボイストレーナー2級

・ゴールド会員4年以上
・プラチナ会員2年以上
・ブラック会員1年以上

上記の期間を満たした後、オンライン筆記試験にて80点以上取得すること。
さらに音色塾の講座(声のサロン、季節の講座等を含む)に7回以上出席した後、2回の集中講義を受講。

●ボイストレーナー1級

・ゴールド会員6年以上
・プラチナ会員3年以上
・ブラック会員2年以上

さらに音色塾の講座(声のサロン、季節の講座等を含む)に15回以上出席した後、2回の集中講義を受講し、オンライン筆記試験にて80点以上を取得し、最終実技試験に合格。
※筆記試験の合格は保持されます。実技試験不合格の際の再受験は受験料がその都度かかります。

●発声インストラクター(S級ボイストレーナー)

ボイストレーナー1級を取得後、プラチナ会員以上のステータスで1年以上在籍しながら音色塾の講座(声のサロン、季節の講座等を含む)を積極的に受講して指導法を学び、所定の試験に合格。
※再受験は受験料がその都度かかります。

●発声診断士

発声インストラクター資格を取得後、音色塾関連の講座やイベントで講師やアシスタントを務めるなど発声に関わる実務を1年以上経験し、所定の試験に合格。
※再受験は受験料がその都度かかります。

※プラチナ以上のステータスでは、技能や意欲を考慮して、さらに優遇措置がとられることがあります。

※ボイストレーナー1級以上は3年ごとの更新制です。指導者の質と意識を高く保つための制度なので、定期的に音色塾の講座を受講していれば、自動更新となります。受講していない期間が3年を超えると資格を失います。再び受験料が必要となりますので、十分ご注意ください。

※上記の要件以外に、発声指導者として相応の技能を有すると音色塾講師が認めた場合、日本発声協会の理事2名以上の推薦を要件として、必要期間を満たす前でも受験を許可されることがあります(ボイストレーナー1級以上に限る)。たとえば現主任講師の齋藤匡章は、発声の技術に加えて発声指導への熱意と、声のサロンや季節の講座の受講を高く評価しています。

※声のサロン、季節の講座等に出席すると所属ステータスに応じて下記期間を取得できることとします。

●プラチナ会員は4回出席でプラチナ会員として1ヶ月分換算

●ゴールド会員は4回出席でゴールド会員として1ヶ月分換算

※集中講義の実施については、音色塾サイトのフォームよりお問い合わせください。特に上級資格については定期的な実施はなく、希望に応じて実施します。また、音色塾の音声レッスン収録時におこなわれる特別講座や「声のサロン」「季節の講座」等の受講状況により、集中講義が免除される場合があります。

■ステータスを途中で変更(ステータスアップ)した場合について■

●ゴールド→プラチナ

ゴールド1ヶ月分をプラチナ0.5ヶ月分として換算します。

※ゴールド在籍3年(36ヶ月)でプラチナへ移行した場合、36ヶ月×0.5=18ヶ月となりボイストレーナー2級取得へはプラチナにてあと6ヶ月必要となります。

●下位ステータスへの変更の場合は×1.5ヶ月計算とします。

※プラチナ在籍1年でゴールドへ移行した場合、12ヶ月×1.5=18ヶ月となり、ボイストレーナー2級取得へはゴールドにてあと30ヶ月必要となります。

参入障壁が高いのは良いこと

認定要件からわかるように、発声インストラクター以上は大変な難関資格となっており、取得までに時間もかかります。

プロとして活躍できるハイレベルな指導者を養成するため、長年にわたる訓練と、発声指導への貢献が条件として求められるのです。

しかし、取得が難しいのは、見方を変えれば「参入障壁が高い」ということ。

誰でもすぐに取れる資格なら所有しているアドバンテージなどありませんが、
要件の厳しい資格であればあるほどライバルができにくい。

つまり、大変な強みになるわけです。

日本人全体の声をレベルアップさせ、話し方に磨きをかけていきたい音色塾
としても、
機会があるごとに「発声と話し方をきちんと習う必要性」につい
て説いていきます。

同時に、「きちんと発声指導者としての教育を受けた人から教わりましょ
う」と各方面に呼びかけていきます。

日本の「発声指導者」のレベルも高めていきたいからです。その際の目安は、もちろん音色塾が授与する発声指導者資格となるわけです。

講師の仕事を依頼します

発声指導者の資格を取得した会員には、音色塾から講師等の仕事を依頼します。教わるだけだった立場から、教える側の立場も持つことになるわけです。楽しみですね。

声や話し方は汎用性が高いので、講師として受講者を前にして教えるだけで
なく、さまざまな形態の仕事が可能になります。

なにより、身軽ですよね。あなた自身が価値を生み出せるようになるので、
自分の居場所がすなわち仕事場になる。道具も一切要らず、身一つで行けば成り立つ仕事なんて、なかなかありません。

発声インストラクター以上の資格を取得すると、音色塾の講師として仕事をすることができます。

また、音色塾のサイトでも認定講師として紹介されます。

優秀な講師には積極的に活躍の場を提供・紹介しますので、「声のプロ」としての自覚を持ち、さらに精進を続けてください。

あなたの活躍に期待しています。

発声指導者資格制度の手続きについて

上記の資格制度の取得期間と内容を確認し、要件を満たしている場合には下記のボタンより申請を行ってください。

音色塾事務局にて申請内容を確認後、資格別の試験や面接等のご案内をメールにて送付します。

資格に関してのお問い合わせはこちらのフォームからどうぞ。

あなたの資格取得を音色塾スタッフ一同応援しております。

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音色塾は声や話し方、コミュニケーションスキルを磨く専門機関。言語学、心理学、音声学、音楽心理学の専門家たちが発信するレベルの高いコミュニケーションスキルを学ぶことができます。日本発声協会が認定する指導者資格制度も用意しています。