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第171回「断る技術」

コミュニケーションにおいて、断ることはストレスがかかる行為です。断るのが苦手で、つい応じてしまったり買ってしまったりする人は多いと思います。相手とぶつかる行為が「断る」なので、自分自身にもストレスがかかるからです。通常のコミュニケーションでは相手に合わせると気持ちよく流れますが、「断る」場面は逆だから、多少は「主張」する必要があり、そこにストレスの原因もあるといえます。、「断る」場面は逆だから、多少は「主張」する必要があり、そこにストレスの原因もあるといえます。では、どんなふうに「主張」したら、ストレスが強まることもなく、うまく断れるのでしょうか。

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第170回「ペーシングの上級編、ディスペーシングとは」

コミュニケーションにおいて、ネガティブな影響を受けてしまったことは誰しも経験があるはずです。「ネガティブな人対策」(ネガティブな人と接したときに影響を回避する方法)についてはさほど意識されておらず、影響をもらってしまうことが多々あります。今までに取り上げた「ペーシング」の上級編として、ぜひ練習して身につけて、パフォーマンスの高い生活を維持していきましょう。

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第169回「ご褒美が裏目に出るアンダーマイニング効果とは」

アンダーマイニング効果とは報酬を与えることでモチベーションが下がる減少のことです。例えば、インセンティブとして金銭を与えた場合、いつしかそれを受け取ることが目的になってしまい、インセンティブが絶たれたあとは以前よりもモチベーションが下がることがわかっています。ただ、アンダーマイニング効果が起きない報酬もあります。それが「言葉」です。言葉で褒める、称賛する、評価するといった行為は、アンダーマイニング効果を起こさないことが確かめられているのです。

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第167回「孫子の兵法に学ぶコミュニケーション戦略」

孫子の兵法は戦いの必読書といわれ、「戦わずして勝つ」という考え方が根底に流れています。無駄に争ったり衝突したりすることなく効果を上げるという考えは、コミュニケーションにおいても重要な部分です。今回は、孫子の兵法からコミュニケーションに活かせる格言や考え方を取り上げながら、「戦わずして勝つ」方法をお伝えしていきます。

第166回「歩み寄れる反論の技術」

気持ちいいコミュニケーションを心がけていても、反論したいときもあります。特に仕事においては、反論せずに「まあいいか」とそのまま流していては立ち行かなくなる状況もあるでしょう。上手に反論しないと、相手の感情を刺激してしまい、強烈な反撃に遭ったり対立したりすることもあります。今日は、「歩み寄れる反論」になるように、上手にコミュニケーションを築いていく方法についてお伝えしてきます。

第165回「コミュニケーションを破壊する4D言葉にご用心」

良いコミュニケーションを遮ってしまう代表格は「否定」です。例えば「でも」が口癖になっている人は、会話の流れを途切れさせ、人間関係にひびを入れることが多いはずです。無意識のうちに、ついつい使ってしまう4D言葉。気持ちの良いコミュニケーションを築くためには、相手が気持ちよく話せているか、会話の流れを遮っていないか、改めて確認していきましょう。

第164回「クレーム対応の極意」

コミュニケーションの中でも最も緊張感が高い場面のひとつに「クレーム対応」があります。クレーム対応には順序や対応を間違えると解決に導くどころか、さらなるクレームを生むこともあります。相手をよく観察し、観察と共感を意識しながら話を聞くことが大切です。バックトラッキングの復習と実践を兼ねて今回はクレーム対応の極意についてお伝えしていきます。

第162回「心理的リアクタンスに抵抗された時の対処法」

心理的リアクタンス(psychological reactance)とは米国の心理学者ジャック・ブレームが1966年に提唱。自由が奪われたと感じた時に自由を回復しようとする心理作用のこと。心理的リアクタンスが生じると、人は動いてくれなくなったり、話を聞いてくれなくなったりして、関係構築が難しくなっていきます。