第103回 「コミュニケーション能力が高まる会話の法則その1」
今月の音声講座は「会話の法則」についてお話します。いいコミュニケーションでいい人間関係を築く「会話」には法則があります。今日から数回にわたり、会話の法則を3つずつ紹介するので、じっくり実践しながらマスターしてください。
今月の音声講座は「会話の法則」についてお話します。いいコミュニケーションでいい人間関係を築く「会話」には法則があります。今日から数回にわたり、会話の法則を3つずつ紹介するので、じっくり実践しながらマスターしてください。
今月の音声講座は呼吸法の中でも「息の吸い方」にフォーカスしています。息がうまく吸えないという悩みは意外と多く、苦しくなってしまう感覚はあなたも感じたことがあるかもしれません。呼吸のメカニズムを理解すると、うまく息が吸えるようになります。まずは「鼻から吸う」を意識し、なぜそうなのかというメカニズムもしっかりと理解していきましょう。
今日は「良い声で話す」のポイントを絞り込んだテーマです。ふだん私たちは、歌のほぼ最低音域でしゃべっています。なぜなのかといえば、それは楽だから。声の質を気にせず、「言葉が通じればいい」とばかりに無造作に発すると、低めになってしまいます。「気持ち高めで話す」は、感じの良い話し方の基本ですが、今回は低音域(話声位)の出し方をトレーニングしよう。
今日のテーマは「届く話し声」です。メールレッスンでもお届けしている倍音の出し方と連動して「力まなくても届く話し声」の音声レッスンをしていきましょう。まず大事なのは、声は力まずに出すこと。声帯の構造からして、周辺の筋肉に余計な力が入ると、声帯がきれいに鳴らず、共鳴腔も素直な形になりません。
コミュニケーション能力が高い人の特徴は「相手の言葉で話す」ということです。コミュニケーション能力がそこまで高くないと、自分の語彙に置き換えてしまうものです。語彙レベルの言い換えから表現レベルの言い換えまで様々ですが、気持ちいい会話で、いい関係を築きたいなら、相手の言葉で話すように心がけましょう。
会話はコミュニケーション、つまり話し手と聞き手がいて、はじめて成立します。マズローの欲求5段階説の中でもうたわれているように、人は承認欲求があるため基本的に「聞くより、話したい」生き物なのです。だからこそ、「聞いてもらう」「聞く気にさせる」にはコツがあります。今回は「聞いてもらえる話し方」5つのポイントを押さえ、自分の話し方をチェックしましょう。
「声が届かない」という悩みは多く寄せられますが、意外と「届いている」というのが今日のお話です。届いているのにがんばってしまうと、「痛い声」になってしまいます。近いのに大声で話したり、第三者に向けて話すような距離感を無視した発声は気持ちよく相手に届く声ではありません。距離感を意識した発声をマスターしましょう。
普段から声や話し方のトレーニングをしていても、油断すると元に戻ってしまうものです。ホメオスタシスに引き戻されるのは人間誰しもあることです。最大の原因は「気分」。せっかく身につけた発声のスキルを元に戻さないためのルールをしっかり作りましょう。
今日は会話を盛り上げるための「自己開示」のルールについてお話します。会話をスムーズに進めるには自分の話をし過ぎないことが大切です。感覚としては7対3で、空いてが7、自分が3くらいを意識すると良いでしょう。自己開示とはすなわち自分を語ること、自分はどういう人間か、何に興味があるのかを話すことです。自己開示で重要なポイントが「自分語り」にならないことです。
声に関する悩みの中で多いご相談トップは「大きな声が出ない」(声が通らない)、ほかには、「すぐ声が嗄れる」「自分の声が嫌い」。仕事で声を出す方からは、「声が出づらいように感じる日がある」、「今、なんか出づらい」という一時的なトラブルを解消したいという要望が寄せられます。普段から共鳴発声法のトレーニングをしていることを前提に、即効性のある対処法を今日はご紹介していきます。
話し声のレベルアップには朗読がとても有効です。歌声は素晴らしいのに話し声がダミ声になったり老けて聞こえたりすることはよくあります。共鳴発声法のトレーニングには朗読は必須項目です。喉開け、支え、共鳴といったテクニックを駆使するために朗読でしっかりと身体に染み込ませていきましょう。
私たちはさまざまなシチュエーションで声を出し、話をします。今回は9つのシーンを事例にあげながら、その状況ごとの注意点やコツをまとめてお話します。毎日過ごしていればこの9つのシーンのどこかには日々遭遇しているはずです。状況に合わせて最適な話し方ができるように練習しましょう。
今日のテーマは「声でウソがつけない理由とは」です。発声トレーニングを私たちは日々取り組んでいますが、その理由として「声はウソがつけない」という性質があることがあげられます。声に含まれる情報(声の成分)は意図的に加工がしにくく、本心がそのまま伝わります。言葉ではウソがつけますが、声はウソがつけません。
今日のテーマは「通る声を出す方法~3000Hzの強め方」です。前回、人間の聴覚の特性として3000Hz付近がよく聴こえるメカニズムについてお話しました。3000Hz付近は耳の蝸牛が共鳴しやすいからなのですが、実際に共鳴する声を出すためにはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。○○○Hzの声を出すというのは実際にはできないわけですが、正しい共鳴発声法を身に付ければ結果的に人間の聴覚に届きやすい声が出ていることになります。今回は、実際に届く声を体で身につけてもらえるようなトレーニング法をご紹介します。
今日のテーマは「通る声の条件を決める聴覚の話」です。会話には話し手と聞き手がいるわけですが、今までは主に発声法、つまり話し手の技術に関するテーマが多かったと思います。今回は聞き手側が声を聴くときのメカニズムについてお話したいと思います。通る声というのは共鳴を集めることによって「倍音」が豊富に含まれている声のことです。どのような周波数、倍音が含まれていると声が聞こえやすくなるのか、またそのような声を出すにはどうすれば良いのかについてしっかりと学んでいきましょう。
今日のテーマは「コミュニケーションがうまくいく音楽の3要素」です。音楽の三要素とは「リズム、メロディー、ハーモニー」の3つです。前回は音の三要素でしたが、今回は「音楽」の三要素です。前回のポイントは「合わせる」ということでした。コミュニケーションが上手な人はいろいろな意味で相手に「合わせる」ことができています。前回より少し難しいかもしれませんが、「コミュニケーションは音楽のアンサンブルだ」と理解しながら、相手との関係を円滑に進めるコツを学んでください。
今日のテーマは「コミュニケーションがうまくいく音の3要素」です。音の三要素とは「高さ、大きさ、音色」の3つです。コミュニケーションが上手な人はこの音の三要素を「合わせる」ことができています。会話を曲に例えてみるとよく分かりますが、音の三要素が合っていない演奏は心地よいものではありません。声が合うと、同じ曲を一緒に演奏している感覚を共有することができます。
今日のテーマは「今のうちに直しておきたい困った話し方」です。前回に引き続き、良い人間関係の築くために自分の「話し方」を見なおしていきましょう。話し方はなかなか自分では意識できない部分も多いので、今回はこんな言い方になっていないかな、とチェックしながら聴いてみてください。わかりやすく、具体的な台詞を交えながら取り上げていきますので、自分自身の話し方を改善する目的で取り組んでいきましょう。
今日のテーマは「会話が盛り上がる3つのコツ」です。会話が盛り上がらなくて悩んでいる人は多いですね。「私会話は得意なんです」という人ほど、意外と怪しいことが多いのでぜひ「会話」について今回はじっくり学んでいきましょう。会話はコミュニケーションの基本です。いかに会話を盛り上げることができるかで、コミュニケーションが円滑に進むか決まってきます。今日は、「ツボ」「反応」「共感」という3つをキーワードに会話を盛り上げるコツをお伝えしていきます。