コミュニケーションプレゼンテーション仕事

第117回 「プレゼンテーション攻略法~簡潔に伝える5つのポイント」

プレゼンテーションを成功させるには、「伝わる」という大事な条件があります。そこで今回はプレゼンテーション攻略法の2回目として、「簡潔に伝える5つのポイント」を取り上げます。プレゼンテーションは相手に伝えて、こちらの意図する目的を果たすもの。「伝わる」ことが最も大切になります。簡潔に伝える5つのポイントを取り上げますので、ぜひ実践してください。

コミュニケーションプレゼンテーション仕事

第116回 「プレゼンテーション攻略法~ここだけは押さえたいプレゼンの基礎」

仕事を思い通りに進めるにはプレゼンテーションの技術が必要です。プレゼンテーションの目的は「買ってほしい、興味をもってほしい、信頼して任せてほしい、感心して評価を高めてほしい」と様々ありますが、プレゼンテーションが得意という人はあまりいません。「自分は場数も踏んでいるし、人前で話すことは得意だ」と思っている人ほど、上手く話すことだけに意識がいっていたり、アドリブで乗り切ることに得意げになっているというだけで、相手に伝えて動いてもらうという本来の技術は身につけていないことが多いのです。

コミュニケーション嗄声発声法

第115回 「早口改善法~ゆっくり話す3つのメリット」

話し方の相談では、タイプがめずらしいのに数は多いのが「早口の悩み」です。話し方や発声の相談では、「強ではなくて弱」のタイプが大多数を占めます。例えば、「声が大きくて困る」という相談はなく、「大きな声を出したい」が多く、「しゃべりすぎて困る」ではなく、「しゃべれない」、「口数が多い」ではなく、「語彙が少ない」という家並みが多くなります。そんな中で、「早口」は唯一、どちらかといえば「強」の側なのに相談が多いのです。おそらく、話し方のトラブルの中で、他人に指摘しやすかったり、誰かから指摘された経験によって早口を自覚している人が多いと考えられます。

コミュニケーション嗄声発声法

第114回 「嗄声(かすれ声)の改善法」

嗄声(させい)とは、かすれ声のことです。嗄声を直すほうが望ましい理由と、直す方法について、今日は取り上げます。嗄声は声帯のトラブルなので、誰もがなりうる状態です。嗄声の原因は、「声帯の状態と使い方のトラブル」による「空気漏れ」。さらに根深い原因として「日本人は嗄声に甘い」という背景があります。ノイズ(非整数次倍音)を良しとする文化があったため、味を出すために、わざと喉を潰し「ハスキーボイスになりたい」などと憧れる人もいるくらいです。発声的には「声帯への負担が大きく、空気の消費も多い、無理のかかった発声」であり、健康的ではありません。しっかりと改善していきましょう。

コミュニケーション対人関係日本語言葉話し方

第113回 「コミュニケーション改善法──余裕を持たせる」

コミュニケーションの三原則を取り上げています。今日はその3「余裕を持たせる」を詳しく見ていきましょう。ここでの「余裕」とは、よく言われるような「気持ちの余裕」とは少し異なります。気持ちの余裕は、良いコミュニケーションにはもちろん大事です。しかし、それは三原則の2つめ、「視点を高める」によって実現できる。原則の3つめのとしての「余裕」は、もっと言葉そのものであり、言語そのものの性質に関わる大切な「余裕」のことです。

コミュニケーション会話の法則対人関係話し方

第112回 「コミュニケーション改善法──視点を高める」

コミュニケーションの三原則を取り上げています。今日はその2「視点を高める」を詳しく見ていきましょう。視点の高さを変えるとは、具体的にはどんな見方をすることなのでしょうか。まず、「日本人は概して視点が低い」という傾向から理解しましょう。

コミュニケーション会話の法則

第111回 「コミュニケーション改善法──ポジティブに受け取る」

前回、「コミュニケーションの三原則」を取り上げました。しかし、原則を知ったからといって、それだけでは良いコミュニケーションにはなりません。今日は三原則の1、「ポジティブに受け取る」を集中的に取り上げて、実行できているかどうかをチェックしましょう。ポイントは「隠れた言葉」です。

日本語話し方

第108回 「日本語を良い声で話す方法」

今月のテーマは新年の最初の講座にふさわしく「良い声で話すための、日本語の勉強」です。日本語には、良い声で話しづらい特徴がいくつかあります。トレーニングをしないと良い声が出にくい言語、ということです。逆に、たとえばイタリア語は、特にトレーニングをしなくても、正確に発音するだけで良い声になりやすい。日本語の特徴を知り、良い声で話す技術をマスターしましょう。

共鳴発声法発声法

第106回 「共鳴発声法集中レッスン」

今回は久しぶりに「共鳴」のレッスンをしましょう。音色塾の教科書『内向型人間が声と話し方でソンしない本』の追加レッスンです。あとで再読してみると、この音声レッスンとの相乗効果が期待できますよ。共鳴発声法をしっかり身につけるために、共鳴のトレーニングを丁寧に進めていきましょう。

会話の法則話し方

第105回 「コミュニケーション能力が高まる会話の法則その3」

今月の音声講座は「会話の法則」についてお話します。いいコミュニケーションでいい人間関係を築く「会話」には法則があります。今月は「会話の法則第3回」(最終回)です。じっくり実践しながらマスターしてください。会話は奥が深いので、たった3回で扱いきれるわけではなく、ほかにも有効な会話法則がたくさんありますが、まずはここまでを練習して、身につけておいてください。

呼吸法

第102回 「呼吸のメカニズムを理解した正しい息の吸い方」

今月の音声講座は呼吸法の中でも「息の吸い方」にフォーカスしています。息がうまく吸えないという悩みは意外と多く、苦しくなってしまう感覚はあなたも感じたことがあるかもしれません。呼吸のメカニズムを理解すると、うまく息が吸えるようになります。まずは「鼻から吸う」を意識し、なぜそうなのかというメカニズムもしっかりと理解していきましょう。

発声法

第101回 「話声位を良い声にする練習法」

今日は「良い声で話す」のポイントを絞り込んだテーマです。ふだん私たちは、歌のほぼ最低音域でしゃべっています。なぜなのかといえば、それは楽だから。声の質を気にせず、「言葉が通じればいい」とばかりに無造作に発すると、低めになってしまいます。「気持ち高めで話す」は、感じの良い話し方の基本ですが、今回は低音域(話声位)の出し方をトレーニングしよう。

届く声発声法話し方

第100回 「届く話し声の練習法」

今日のテーマは「届く話し声」です。メールレッスンでもお届けしている倍音の出し方と連動して「力まなくても届く話し声」の音声レッスンをしていきましょう。まず大事なのは、声は力まずに出すこと。声帯の構造からして、周辺の筋肉に余計な力が入ると、声帯がきれいに鳴らず、共鳴腔も素直な形になりません。

コミュニケーション話し方

第99回 「相手の言葉で話すと人間関係がよくなる」

コミュニケーション能力が高い人の特徴は「相手の言葉で話す」ということです。コミュニケーション能力がそこまで高くないと、自分の語彙に置き換えてしまうものです。語彙レベルの言い換えから表現レベルの言い換えまで様々ですが、気持ちいい会話で、いい関係を築きたいなら、相手の言葉で話すように心がけましょう。