第63回 「話し方検定を受けよう」
2014年3月から始まった「日本語話し方検定」。今回の音声ではこの検定について詳しく説明していきます。なぜ、いま「話し方」なのか。話し方検定を受けることで、どのようにコミュニケーションが改善していくのか。特に女性には身につけて欲しいスキルだと思います。
2014年3月から始まった「日本語話し方検定」。今回の音声ではこの検定について詳しく説明していきます。なぜ、いま「話し方」なのか。話し方検定を受けることで、どのようにコミュニケーションが改善していくのか。特に女性には身につけて欲しいスキルだと思います。
スポーツや音楽の演奏、プレンテーションなど、「本番」で100%の実力を出せていますか?おそらく多くの人が「No」という答えではないでしょうか。「練習のときはもっとできたのに」、「今日は体調が悪くて調子が出ない」、「自分はもっと実力があるはずだ」。こんな風にいろいろと思うところがあるでしょう。
今まで「話し方」について学んでいても、基本的な内容についてしっかりと自分の言葉で説明できていますか。なんとなく理解できているレベルから自分の言葉で誰かに教えることができるレベルには実はかなりの差があります。今月の音声レッスンでは基本的だけどとても大切なこと、そしてよくある質問事項にたいしてしっかりと解説できるスキルを身につけてもらいます。
言語コミュニケーションはそのままでありますが、非言語コミュニケーションとはどういうものなのでしょうか。話している時に身体の使い方、表情、歩き方、座り方……など、つまりはコミュニケーションにおいては話す言葉以外はすべてこの非言語コミュニケーションということができます。
同じ話をしていても、「気が合うなぁ」、「なんかこの人かみ合わないなぁ」と印象がまったく違うものになってしまうことがあります。今月のメインは「間」についてです。気が合うと思われるにはどうしたらよいのでしょうか。人間は皆価値観が違うので、話し方も話題もリズムも違うもの。気が合うなぁと思うときには、実は「間」が重要なのです。
今月のテーマ声に関する思い込みです。音色塾で声を学んでいるあなたは声に関して決して素人ではありません。だからこそ、ありがちな「声の思い込み」からは完全に解放されておきましょう。
話し方や声には人柄が出ます。話し方一つで、「大人の余裕」を感じさせるか、「わがままな子供っぽさ」を感じさせるかが変わってきます。自分と人の意見は基本的に違うもの。日々の会話で自分と相手の意見が食い違うことはよくあることです。そのときにどのような対処をするかで劇的に印象が変わります。
音色塾で勉強しているあなたにはお馴染みのイタリア古典歌曲。今回はこの王道とも言える歌曲集を使って具体的なトレーニングを行います。何となくイタリア古典歌曲を歌っていたという人も、このトレーニングでゆっくりじっくり声の色の変化を感じてみてください。少しずつ、声の色が変わっていくことが感じられると思います。
みなさんそれぞれ専門分野を持って講師に臨んでいることと思いますが、その専門分野の知識やスキルを相手が興味を持つように、そして何度でも「あなたから聞きたい」といわれるようになるにはどうしたらよいのでしょうか。どんな分野でも伝えなければいけないことのベースは同じ。大事なのはその伝え方や誰が伝えるのかということです。音色塾では「あなたから聞きたい」と言われることが人気講師であると定義づけています。
人間は表情ではそこそこ嘘をつけても、声はよっぽどの上級者にならない限り嘘はつけません。日本で声のコントロールができる上級者はそうそういませんから、普通に私の周りで起こっているコミュニケーションにおいては「声には本音がすべて表現されている」とおぼえておいてよいでしょう。
今回は「良いコミュニケーション」をテーマに適切な言葉の選び方についてお話ししています。決してボキャブラリーを増やすことが大切なのではありません。その辺りの重要なポイントを逃さずに聴いてみてください。
「声の支え」を意識して、技術として身に付けることで、大きな声を出したいという悩みは一気に解決することでしょう。この声の支えの大切さは、一対大勢の時のみに有効な技術ではありません。それどころか、一対一のコミュニケーションを円滑にするためにもとても重要な技術なのです。具体的な音色塾独自のトレーニング法も紹介しています。
前回の実践編では「ジラーレ」や「カバードボイス」という重要なキーワードが出てきました。簡単に言うと「持ち上げて、まわす」という意味なのですが、自分自身ができているのか分からないという声もいただきました。今回は共鳴発声法を習得するために「落ちない声」の感覚を体にしっかりと覚え込ませてもらうことにしましょう。
早口は確かに、せかせかした印象を与えてしまったり、落ち着きがなく人の話をあまり聞かない人と思われたり、高圧的な人だという印象も与えかねません。早口の処方箋は昔からいろいろ言われていますが、結局は「気をつけましょう」ということ。今回の音声講座では、早口になってしまうメカニズムを音色塾的考察を交えてお伝えします。
相手に伝わる話し方の技術を身につけるには多岐にわたる経験や技術が必要になるわけですが、その一つに「文章」があります。話すときには何となくしゃべっていたことが、文章にする段階ではしっかりと順序を踏んで相手が理解しやすい構造を考える必要があります。話がうまくて、ついつい引き込まれてしまう人は得てして文章もうまいもの。
ズバリテーマは「自分だけの仕事を作って成功するC&Cとは」です。新しい年を迎えると一年の目標を立てて取り組んでいく人も多いと思います。「今年こそは自分の好きなことを仕事にしたい」そう思っている人も多いのではないでしょうか。自分が大好きなことが仕事になり、多くの人が喜んでくれる。そんな流れができてくると、人生が大きく変化していくことでしょう。
今回のテーマは、喉を痛めてしまったときの「緊急避難的対処法」です。収録の前日に、テノール齋藤先生が喉を痛めてしまい当日は本人曰く「ここ15年で一番まずい」とのこと。私フェルモンド齋藤も当日電話で連絡を取ったのですが、「はい……、もじもじ…」と、ん?誰だかな?というくらいいつも先生の声とはほど遠いものでした。
ジラーレとはイタリア語で回すという意味です。共鳴発声法においてなぜ「回す」という感覚が必要なのか。そして回してさらに覆う「カバードボイス」というキーワードも出てきます。声を「回し」さらに「カバードボイス」いわれる発声法でかぶせていく。そうすることで、共鳴発声法に更に磨きがかかり、かつ洗練されたプロとしての発声法が身につきます。
質問力を高めることは良いコミュニケーションの基本ですね。ついつい気づかずに相手に不快感を与えている質問もあれば、気持よく答えたくなるような質問もあります。同じことを聞いているのに、ちょっとした工夫をしないがために嫌な人というレッテルを貼られてしまうことも。
共鳴発声法の大事なポイントは「○○ない声」です。響きを○○さないというのが最も重要です。音色塾が得意とする「も~」を使って、共鳴発声法とそうでない発声法の違いを感じてもらいます。声を出せる場所でぜひ聴きながら声を出してみてください。