今日のテーマは「声でウソがつけない理由とは」です。発声トレーニングを私たちは日々取り組んでいますが、その理由として「声はウソがつけない」という性質があることがあげられます。声に含まれる情報(声の成分)は意図的に加工がしにくく、本心がそのまま伝わります。言葉ではウソがつけますが、声はウソがつけません。
発声技術がないと声が勝手に裏切ってしまうことがあります。いわゆる本心が伝わらないという「そんな意味で言ったんじゃないのに」というあれです。感情と声にズレが生じてしまうことがないように発声トレーニングに改めて取り組んでいきましょう。冒頭でお話していますが、発声トレーニングに限らず、「続けるコツ」は続ける理由を考えないこと。それを踏まえた上で、日々当たり前のように発声のトレーニングに取り組めるようにしていきましょう。