モーツァルトのきらきら星変奏曲 K.265は恋の歌?

「きらきら星変奏曲 ハ長調 K.265」は誰もが一度は聞いたことがある、
愛らしいメロディですね。

実は、この曲フランスの流行歌を主題にした変奏曲なのです。

1770年頃にフランスで流行した歌曲がもとになっていて、
タイトルは正しくは「ああ、お母さん聞いて」です。
(Ah, vous dirai-je, maman)

れっきとした恋愛の歌なんですね。
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12の変奏からなる曲で、あらゆる「お母さん聞いて」を
聴くことができます。

娘が母親に恋のことを打ち明けているようです。

一見簡単そうに聴こえる曲ですが、
モーツァルトが弟子の教育のために作曲したといわれている
だけあって、結構な難曲です。

モーツァルトの曲って、自分の技術を丸裸にされたような
気分になります。

モーツァルトを軽やかに、サラッと弾かれると「ほんとに、うまいんだな」と
思ってしまいます。

今回の映像は「ファジル・サイ」です。
トルコ出身のピアニスト兼作曲家です。

日本でも「誰でもピカソ」に出演したりして有名になりました。
最近では映画音楽も作っているみたいですね。

これもアンコールのようで、なかなか楽しく弾いています。
ピアノはこうでなくちゃ。

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